YouTuberの高橋ダンさんや、草食系投資家LoKさんで
おなじみのチャート分析ソフト「TradingView」で、
比較チャートを利用する方法を説明します。
利用が初めての方はこちらからご覧いただけます。
連動性はチェックしましょう
私が比較チャートを利用するのは、
例えば、「日経平均が何とどのくらい連動しているか」を
チェックしたい時です。
個別株を売買する際には、
日経平均から全体の相場を把握しますよね。
その日経平均に対して、
例えばダウ平均がどの程度連動しているかを
確認すると以下のようになります。(執筆現在)
![](https://green-fireblog.com/wp-content/uploads/2023/05/image-9-1024x467.png)
青色ラインが日経平均で、
橙色ラインがダウ平均です。
非常に強く連動している事が分かります。
つまり、個別株を売買する際には、
前日のダウ平均の値動きを把握することで
有利に働くということです。
数年前にドル円と日経225の
連動性が非常に強かったことがあり、
ドル円を追いかける必要がありました。
このように連動性のチェックは重要です。
TradingViewで比較する方法
![](https://green-fireblog.com/wp-content/uploads/2023/04/pexels-photo-6802043.webp)
他のツールでは比較できないことが多いようですが、
TradingViewでは10年ものの米国債と、
2年ものの米国債の比較も可能です。
一般的に短期金利より長期金利の方が高いのが普通です。
それが逆転すると大きな話題になります。
長短金利の逆転は「景気後退のサイン」として
知られているからです。
実際に比較してみます。
①チャート画面でティッカーの
ボックスに「US10Y」と入力する。
すると米国10年債のチャートが表示される。
②次に隣の+ボタン「比較またはシンボルの追加」
をクリックしボックスに「US02Y」と入力します。
すると両方のチャートが表示されます。
![](https://green-fireblog.com/wp-content/uploads/2023/05/image-10.png)
出展:一流のトレードは一流のツールから生まれるTradingView入門
このようにしてチャートを比較できます。
他にも比較チャートを利用して、
「日経平均株価÷ダウ平均」を表示したり、
金や仮想通貨などとの相関関係を
チェックしてみても面白いでしょう。
比較チャートは無料で使えますが、
有料機能もトレード精度向上に役立ちます。
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最後までお読みいただき有難うございます。
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